【男のセルフポートレイト展】に出展していました
- takahashi1041
- 2017年6月14日
- 読了時間: 4分
6月2日〜4日にかけて、男のセルフポートレイト展に出展していました。

セルフポートレイト展記念のサイン集
元々は、ギャラリー40メンバーで飲んでいた時に「男のセルフ展、やったら面白そうじゃね!?」という発言からスタートした企画展。
最終的にオーナーの稲葉さんの企画力により、このセルフ展が開催されることになりました。改めて御礼申し上げます。
まずは自分の作品について。
メインで展示していた写真はseries【禅】。
こちらの写真は、後述する東京でのセルフポートレイト展「私がわたしを撮る理由5】でも出展いたしますので、今回は掲載できません。また「私がわたしを撮る理由」展示終了時に掲載したいと想います。
今回、ポートフォリオで新しいセルフポートレイトシリーズ「MANEKIN」も展示いたしておりましたので、そちらを中心に書き残そうと想います。
series【MANEKIN】
実際のポートフォリオは、写真に日記が添えておりました。
このMANEKIN。多くの方に、「メインよりもこちらの方が面白い」と感想をいただきました。ありがとうございます。
元々はポートレイトとは何だろう、自分と向き合うとはどういうことだろう。という考えからスタートしたシリーズ。
写真を撮る人が増え、ポートレイトから肖像という考えが消えてきている中で、本当に残したい自分らしさとは何かを追求した結果がこれでした。
以前、敬愛する写真家イケダサトル氏は「生きて写真を撮ることは全てセルフポートレイト」と述べていました。私もそう想います。
しかしながら、私の生活は殆どが仕事です。休日にわずかに残った時間で撮る写真が、生きている内容を写せるわけではありません。
そこでたどり着いたのが日記でした。そして、自分を客観視するために、私はわたしをマネキンに投影して写真を撮り続けました。
ここには確かに私の外見は写っていません。しかし、そこに外見が写ることに意味があるでしょうか。私という人間性を写す上で、もはや人の外見を写す必要はないのです。
今回の男のセルフポートレイト。
全体的に凄くレベルの高い展示だったと思っています。
あまり自分が出たグループ展を自画自賛しませんが、今回は大成功の展示だったと思っています。
セルフポートレイトは、一般的には自撮りと呼ばれ、やはり女性を中心とした撮影手法になっています。
そもそもの話、ポートレイト写真展は女性が写った写真ばかりです。
たしかにそれらは美しい写真ですが、その反面「美しいモデル写真」で終わってしまう場合が多く見られます。
今回の展示は、各々のカメラマンが、それぞれの確固たる考えが写真から垣間見ることができました。
男だからこそ撮れるセルフが、たしかにそこにありました。
ご来場していただいた方からも、非常に高評価を頂きまして本当に嬉しかったです。
最後に同じ場所で出展した皆様、展示主催のいなばさん、サポートのかわいさん、ご来場者の皆様、ありがとうございました!
ちなみに次の日は、ギャラリーオーナーの稲葉さんの誕生日会と、それを祝した「いなばゆたか展」が開催されました。
これまた飲んでいた時に「いなばゆたか展やったら面白そうじゃね!?」という発言からスタートした企画…(笑)
ギャラリースタッフのわかちゃんが主体となって、色々な人の頑張りによって成功できた企画だと想います。凄く楽しい展示でした!
ちなみに私が展示した写真はコレ。

実際には、これのカラー版を使用していました。
(ごめんなさい)
そして今回、稲葉さんには別途「ライオン型ストロボ」をプレゼントしました。

口が光ります。かわいい。
外観作製は バニラ氏に御協力頂きました。
中身は写ルンですのストロボを使用しています。写ルンですは、(おそらく)ガイドナンバー15とサイズの割に大光量な上にコンパクトです。
ちなみに、ご本人が使っているライオン丸と呼ばれる自作チェキに取り付けが可能になっています。ライオン丸は鉄製ですので、磁石で取り付けられるようにしています。
展示は大盛り上がりでした!本当に楽しい展示でした。
Gallery40さんは、去年できたばかりのスタジオですが、これから写真をはじめて、展示して、、という方にも非常に優しくしてくれます。
名古屋近辺の方は是非行ってみて下さいね。
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