【私がわたしを撮る理由5】に出展していました
2017.7.1(土)~7.17(月祝)にかけてcafeギャラリー幻さんで開催されていた、セルフポートレイト展【私がわたしを撮る理由5】に出展していました。
【私がわたしを撮る理由】展は、元々は審査性の写真展です。
今回の【私がわたしを撮る理由5】は、いままでの審査性とは異なり、第1回~4回までに参加していた出展者の中から、来場者やレビュアーの方に評された方からセレクトされたメンバーでの展示会でした。
私も第3回目に来場者投票2位、レビュアーの三橋コータさんからの評により、今回出展枠をいただけましたので、参加させて頂きました。
出展作品は、【四季の禅】。ちょうど同時期に被っていた【男のセルフポートレイト展】で出展していた作品でと同様です。
実は「夏」と「秋」に関しては、昔リアルポートレイト名古屋2014でも出展させて頂いておりました。
![](https://static.wixstatic.com/media/54ad6a_80e022e31679460ca78ecf765288a633~mv2_d_2000_1331_s_2.jpg/v1/fill/w_980,h_652,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/54ad6a_80e022e31679460ca78ecf765288a633~mv2_d_2000_1331_s_2.jpg)
この【四季の禅】は、「禅」をテーマとしたシリーズの一つです。第3回に出展させていただいた時も禅シリーズでしたので、それに合わせて展示させて頂きました。
今回は、「禅」シリーズの中でも「四季の移り変わり」に着目したシリーズになっています。
もともとこのシリーズは、私が風景写真を撮り、その後ポートレイトやコスプレを撮影していた過程から生まれたシリーズなので、どちらかといえば絵作りが先行していた作品です。
しかしながら、この作品は今の自分が考える「時間の流れを写す」作品としてしっかり意味を果たしていると思っています。
それは純粋な四季の写り変わりだけでなく、3年間に渡る自身の心境の変化や、撮影技法(レタッチ含む)にも現れていると思っています。
宗教的な死生観と自身が撮り続けていた新城の風景を組み合わせ、自身の心境の変化や哲学も含めて写真として表せるのではないか。表情がなくとも、背景の風景が表情の変わりをしてくれないか。そう考えて作品として仕上げました。
在廊は一日しかできませんでしたが、店長の艶子さん、オーナーの小林さんとも久しぶりにセルフポートレイトについて論議することもでき、非常に有意義な時間を過ごせました。ありがとうございました。
今後もセルフについてはゆったりとしたペースで撮り続けていこうと考えています。
カメラ:DP1 Merrill
DP Merrillシリーズは、インターバルシャッターを搭載しており、いわゆる10秒タイマーで撮影する必要がない。
「感情を写すセルフ」に対する解答の一つである。
結果的に、私の風景を加えた上でのセルフは
「わたしを撮るという事は、私が感動した空間に対する表現の一つであり、感動した私を写す表現でもあります」
に行き着くと思っています。
セルフポートレイトは、自己表現として一つの究極形態だと思っているので、今後も不定期で撮影していきます。よろしくお願いします。
——————閑話休題——————
2018年6月29日~7月1日にかけて、個展を開きます。
人生初個展です。
場所は御馴染みのGallery40。
まだ約1年近くありますが、それでもかなり切羽詰った状態です。頑張りますので、応援よろしくお願いします!!